友達は選ぶもの、という話をしましたが、学歴や年収で友達を選ぶのは間違いです。
友達になるのに、学歴や年収が関係あるのでしょうか。
友達は楽しい時間を共有できる大切な存在です。
そこに学歴や年収などは関係ないのです。
学歴や年収で友達を選ぶような人は、その人のことを何か利用しようと考えている人が多いのです。
ですから、そういった人は信用できません。
あなたが逆に、そういうもので友達を選ぼうしている場合は、相手に信用してもらえませんから、学歴や年収を聞いたりすることだけはやめましょう。
何となく話の流れでそういった会話になるのは良いのですが、学歴や年収を聞いて、あまり悪い反応をしたりすることだけは避けましょう。
本人も気にしていることかもしれませんし、「そんなことを気にする奴なんだ」と思われてしまうからです。
学歴や年収で選ぶ相手といえば、結婚相手ぐらいのものでしょう。
確かに結婚相手の年収は大事です。
学歴はあまり関係ありませんが、その人が好きであれば、どのような学校に行っていたのかなど気になるかもしれません。
ですがそれは、結婚相手に限ったことです。
ですから、ただの友達にそれを求めるのは間違っているのです。
それに、自分が学歴や年収で友達を選べるほどのものを持っているのでしょうか。
自分も学歴や年収に自信がないのではないでしょうか。
華やかな学歴や、みんなからうらやましがられるほどの年収を持っている人というのはそう滅多にはいません。
ですから、友達を選ぶ時は、学歴や年収などでは選んではいけません。
一緒に楽しく過ごせれば、それで良いのではないでしょうか。
確かに、友達と遊ぶ時にはお金がかかることもありますから、仕事をしていない人となると、こちらがおごってあげたりしなければいけないので、少しは気にしなければいけません。
ですが、仕事をしていないからといって、ダメな人間というわけでは無いのです。
その人にも事情があって仕事をしていないわけですから、そこを責めるのだけはやめてあげましょう。
そういった、お金がない友人と遊ぶ時は、あまりお金のかからない遊び方をするか、おごってあげるのが一番良いでしょう。
だからといって、恩着せがましく「おごってやったんだから」というようなことを言うのは絶対にやめてください。
そのことで、その友人を失うことになってしまうかもしれません。
友達選びはとても慎重になるものです。
それは大人になればなるほど強くなってきます。
だからといって、その人の過去や仕事のことを気にして選ぶというのは間違っています。
その人の人柄を見て選ぶのが、一番楽しい方法なのです。