
友達が少ないと嘆いている人はいませんか?
友達は数ではなく、いかに濃い付き合いをするかが大切なのです。
友人が多いと自慢して回っている人は、それぞれの友人との関係が希薄で、なかなか深い付き合いの友人がいないという人が多いのです。
ですから、友人の数よりも、友達は少なくても、その人との関係が濃ければそれで良いのです。
学生の頃は友達が多い方が人徳もあると思われがちですが、そういった人たちは、うわべだけの付き合いの人が多いものです。
本当に困った時に助けてくれる友達は、実際はその中には一人もいないのかもしれません。
社会人になると、たくさんいた友達たちとの付き合いも薄くなっていきます。
ですが、学生の頃から濃い付き合いをしている人は、あまり連絡をしなくても、たまに会うだけでも昔のように話をすることができます。
うわべだけの付き合いだった人たちは、久しぶりに会っても何を話して良いのかわからず、結局また疎遠になってしまうのです。
関係の濃い友達ということは、親友に近い関係なのかもしれません。
お互いに親友とは思っていなくても、困った時に助けてあげたいと思う相手は、ほぼ親友と言っても過言ではないでしょう。
ですから、いかに友達を多く作るかではなく、少なくても濃い関係を築ける友達を探すことが大切なのです。
ある程度大人になってからできる友達は、お互いに昔の事を知りませんから、なかなか濃い関係を築くのは難しいかもしれません。
ですが、付き合いが長くなればなるほど、やはりお互いのことをどんどん知ることができるので、濃い関係になるといえます。
ですから、昔から知っている友達の方が濃い付き合いとは限らないのです。
今あなたには何人友達がいますか?
電話帳のメモリには何人入っていますか?
そして、そのメモリに入っている人にどれくらいの頻度で連絡をしていますか?
電話帳に入ってるだけで、全く連絡をしていないという場合は、それはもう既に友達ではなく、知り合いレベルにまで下がってしまっています。
そして、頻繁に連絡を取り合っている友達こそが濃い関係の友達と言えるのです。
一度友達を整理してみてはどうでしょうか。
薄い関係の友達は、これから先長く付き合っていくとは考えにくいです。
ですから、頻繁に連絡を取り合ったり会ったりしているような関係の友達だけを残し、広く浅くではなく、狭く深く付き合っていくようにしましょう。
友達が多い人は、みんなを大事にすることができません。
逆に友達が少ない人は、みんなを大切にすることができるのです。
大切にするということは、逆に大切にされるということでもあるのです。
この機会に1度、友達関係を見直してみてはどうでしょうか。